教育機関向け出前講座の案内
地域に根ざし、時代とともに受け継がれてきた「よさこい」。
そのルーツや精神を学び、踊りの魅力を体験できる出前講座を、教育機関向けにご用意しました。
伝統文化に触れることで、表現する力や他者への思いやり、自分自身を見つめるきっかけを育みます。
本講座では、学年や目的に応じたプログラムを計画・実施いたします。
講座計画
①座学講座「よさこい祭りってどうやって生まれたの?」(所要時間45分)
<内容>
・「原点よさこい」とは
・土佐民謡 よさこい節について(「よさこい踊り」の披露)
・第1回よさこい祭り開催までの史実
・「原点よさこい」誕生までのルーツ(楽曲・振付)
・「原点よさこい」の披露
<目的>
戦災によって甚大な被害を受けた高知県の復興とよさこい祭りの結びつきから、祭りに込められた先人たちの想いに触れ、想像力を育てるほか、他者に共感する心を通じて他人を尊重し、考えを異にする人々と共に生きる資質をはぐくむ。一人一人が文化について考え、文化を大切にする心を育むことで心豊かに生きる社会を築いていく為の基盤をつくる。
②体験講座「幻のよさこい鳴子踊りをみんなで踊ろう」(所要時間45分)
<内容>
・鳴子の鳴らし方
・「原点よさこい」の体験
・円になって踊り、第1回よさこい祭りを再現
<目的>
昔から親しまれてきた歌や踊りの文化に触れ、郷土への誇りや愛着を深める。よさこい鳴子踊りの基礎の動きとなった日本舞踊の所作を体験する事で自国の文化に触れる。体験を通して郷土・自国の文化への理解を深める事により、アイデンティティの一部として自国を客観的に語る視点や能力に結びつけ、国際化の進む現代において必要とされる他の文化に対する寛容や尊敬の気持ちをはぐくむ。