出前講座のご案内
原点よさこいを、次世代へ。
1945年、戦争と震災により壊滅的な被害を受けた高知の街。
人々は深い傷を抱えながらも、「人が元気にならんと街は元気にならん」と立ち上がりました。
そんな時代に生まれたのが「よさこい祭り」です。
よさこいは、神様に感謝し、誰かの幸せを願う「祈り」のかたち。
家族や友人、住む家を失った人々が、ほんのひとときでも笑顔になれるように──
その想いを込めて、この祭りは始まりました。
信仰も、国籍も問わず、
「他者の幸せを願う心」を原点よさこいは伝えています。
どんな時も楽しもうとする強さ、誰かを思いやる気持ち、自分を信じる力。
原点よさこいは、今を生きる私たちに、大切なことを教えてくれます。
この原点の想いを次世代へ継承すること。
それは、高知の文化を未来へつなぐことだと、私たちは考えています。
子どもたちが踊った日を思い出し、笑顔になれるように。
その経験が、やがて生きる力や原動力となっていくように。
よさこいが生まれたこの地から、変わらぬ願いと教えを未来へ届けていきます。
よさこい文化振興協会
よさこいを、学び、体験する場を。
よさこい文化振興協会では、
原点の想いを次世代へ届けるために、学校や地域を対象とした出前講座のご依頼を随時承っております。
よさこいの歴史を知り、鳴子の音を感じ、自分の身体で「祈りのかたち」を表現する体験は、子どもたちの心に、ふるさとの記憶として刻まれていきます。
学びと体験を通して、自分や誰かを想う気持ちを育むこと。
それこそが、未来につながる「よさこいの継承」だと私たちは信じています。
「総合学習でよさこいを取り入れたい」「学校行事の一環として踊ってみたい」
そんなご要望に合わせて、内容をご提案いたします。高知で生まれたこの文化を、もっと身近に。
まずはどうぞ、お気軽にご相談ください。